生保営業から医療事務へ転職

生保営業から医療事務へ転職

短大を卒業し、初めて就職したのが生命保険会社。営業ノルマと体育会系の人間関係に疲れ、短大時代に取得していた医療事務の資格があるために調剤薬局へ転職。資格と実務経験は給料に反映される?

生保営業から医療事務へ転職したきっかけ

直美さんが生命保険会社で働くのをやめて2ヶ月が経とうとしていました。

生命保険の営業という仕事は、数字さえ取れていれば営業の時間が自由になるという素敵なメリットがありましたが、一度取れた契約を解約されて数字が落ちたり、思うように契約が取れないときもあるので収入や気持ちはいつも不安定。

基本給は保障されているのでそれでもずいぶん楽な仕事ではありました。

しかし、営業という仕事に疲れと疑問が湧き、事務的な仕事に興味を持ち始めました。

直美さんは短大のときに取得した医療事務の資格があったため、医療事務の仕事を探し始めました。


生保営業から医療事務への転職活動

医療事務の仕事は、実務経験者募集でアルバイトやパートが多く、正社員の募集はほとんど見つかりませんでした。

もし見つかったとしても、求人情報に記載してある正社員での場合未経験だとかなりお給料が安く、 医療機関の規模や地域によって違いはありますが、初任給が15万円~18万円。実務経験のない直美さんにとってはあまりいいお給料は見込めなさそうでした。資格を保有しているだけでは医療事務の場合あまり意味がないと感じとにかく時給制の契約社員として医療事務の実務経験をつむことを考えました。

そして求人情報誌を毎日チェック。医療事務自体の求人は比較的多かったので、より条件を絞っていいなと思ったところには電話をして仕事内容を聞いたり面接を受けてみました。

派遣会社で医療事務の仕事を探すと実務経験があることが必須条件。まずはパート、契約社員として実務経験をつること。

なんとか時給1200円で医療事務の仕事を見つけ、面接を受けた直美さん。
とにかく実務経験がないので、医療事務の資格を持っていることとやる気をアピール。

実は実務経験がない場合、働いているスタッフとの協調性や、患者さんへの接客ができるかどうか?が面接官の判断基準となるようです。

直美さんの場合前職が生命保険の営業であったため、コミニュケーション能力があると判断されたところが面接官にプラスとなりました。

そして直美さんは無事、医療事務の契約社員となりました。


生保営業から医療事務へ転職してみて

直美さんは契約社員として調剤薬局に無事転職。

調剤薬局での医療事務の仕事内容は主に、院外処方箋の受付・入力・会計・患者さんの応対・レセプト業務・福祉労災関係の請求書作成などです。

製薬会社など業者さんの対応・薬の検品・記帳・在庫管理・毎日のレジ精算・入金・日報書き、また薬歴片し・ゴミ集めなどの雑用もあります。

直美さんの勤める調剤薬局は総合病院の門前にあり、1日の処方箋枚数は250~300枚です。多いときには350枚になる事もあり、かなり忙しく毎日バタバタ走っています。

医療事務員は3人で、いつもギリギリで仕事をしています。

薬剤師も13人いますが、大型店舗の特徴として医療事務と薬剤師の仕事が分担されているので、かなり忙しい時にしか薬剤師はヘルプに入ってくれません。

医療事務というと座って仕事をするイメージがあったのですが実際は忙しくて立ちっぱなし、午前中はトイレにもなかなか行けず、水も飲めないといった事もしばしば。

直美さんは正直、医療事務の仕事は給料が割に合ってないと感じています。忙しいので時間はあっという間、1日があっという間に終わります。 その職場にもよりますが、処方箋枚数が少ない薬局では暇疲れしてしまうという話も聞いたりします。

どちらが自分に合うか、医療事務で仕事を探すには、その医療機関の規模と患者数を把握しておいた方が良いようです。

しかし、実務経験を積んで正社員か高時給の派遣社員になることを目標として直美さんはがんばることにしました。


医療事務の資格を持っていて、実務経験さえあれば、結婚後、産後などの再就職も比較的楽です。一般事務の場合より就業率が高いのも医療事務の資格が人気の一因です。


資格と実務経験があると、急な事情で転職する必要があったり、結婚後、産後などの就職先の幅が広がります。若いうちに資格を取り実務経験を積んでおくことは、30代、40代の転就職の役に立つこと間違いなし!です。せっかく資格をとったなら、実務経験を持つためにも働いてみることです。

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