一般事務から経理事務へ転職
一般事務から経理事務へ転職
年々と下がっていく派遣社員の一般事務の時給。このままでいいのか?不安を感じ、比較的高時給でもある経理事務の仕事に興味がわきました。簿記3級を取得し、未経験の経理事務の仕事を探しますが。。。
一般事務から経理事務へ転職したきっかけ
ここ十年で派遣社員の数は増え、派遣会社の数も増え、派遣という雇用形態で働く人はだいぶ増えました。冬美さんも派遣社員として働くひとり。
最近では、大学を卒業しても就職できなかった実務経験のない派遣社員も雇用されることがめずらしくありません。派遣社員は即戦力となるため、高時給で働くことができるのです。そのため、最低限の社会人としてのマナーや接客、パソコンの操作は必要とされるものです。
しかし、派遣会社の数も派遣社員の数も増えた今。企業は複数の派遣会社に派遣社員を依頼。面接時に他社の人材と時給、能力などを比べて選ぶようになってきました。
冬美さんは派遣社員として一般事務で勤務して6年目、今の会社は3つ目の派遣先です。
一般事務ともなると、誰でもできる仕事であるため、結婚する予定のない若い女性が選ばれる傾向があるのでは?と感じ、派遣先を変えるたびに下がる時給も気になりました。
冬美さんが始めて勤務したときは一般事務の最低時給が1680円だったのに今は1500円まで落ちてしまったんです。
10年前は1700円が派遣の最低時給。
このまま派遣会社の競争が激しくなり需要が少なくなったらどうなるんだろう。。。
冬美さんは不安になり、なにかスキルを身に着けようと考え始めました。
そこで思いついたのが経理事務の仕事。
経理事務は時給も比較的高く、会社のお金の流れが見えるので面白そうだと感じたのです。
『実務経験なし』が許されるのは若いうちだけ。
30代になると実務経験なしはほとんど通用しないといわれています。
そこでまずは簿記3級の資格取得を考えました。
まったく勉強したことのないことばかりで大変でしたが、通信講座を受けなんとか受かることができました。
そして派遣会社へ連絡。実務経験のなくても働ける経理の仕事を探してもらうことにしました。
一般事務から経理事務へ転職活動
とりあえず、冬美さんの仕事は今月いっぱいまであるので、派遣会社の人に少しずつ面談をうけさせてもらうことにしました。
とはいえ、実務経験がないとやはり紹介先はかなり狭まってしまいます。
実務経験が少しでもあればたくさんの紹介先があるのですが、実務経験がないとやはり少なくなってしまうようです。
なぜ実務経験が必要かというと、経理には経理で使用するソフトが会社によっても違い、さらに仕訳などの作業をいちいち教えていられないからというのが理由です。
会社によって経理システムも経理の仕訳や管理も違ってきます。大きな企業になればなるほど経理は何人かの人で作業を分担しています。
そこで冬美さんが紹介されたのは、中小企業の経理事務。
正社員の数も少ない会社なので、経理のスタッフは2名のみ。
冬美さんはさっそく面接を受けました。
簿記3級の資格を最近取得してこととやる気、今までの職務経歴や勤務態度が評価され、無事経理事務の仕事を未経験で始められることに。
しかし、初めての経理事務ということで時給は1500円。
ちょっと残念ですが、まずは勉強だと思うことにしました。
一般事務から経理事務へ転職してみて
経理事務の仕事を始めてみて1ヵ月。
覚えることがいっぱいあって頭がくらくらしそうでした。仕訳もそうですが、はじめて使う経理ソフトの操作や入力作業、数字との戦い。
今まで一般事務で経験をしたことのないものばかりです。
領収書をチェックし、仕訳、入力、出力してファイリング。
簡単なことのように思えますが、なれないうちは大変。数字が合わないとき何が起こったのか何が原因か調べるのが憂鬱です。
しかし、新しいことを覚えるのは楽しくもありました。
また慣れてしまった一般事務と違って、やりがいを感じました。
今年は簿記2級の取得を目指そう!冬美さんは新しい職種によって仕事に張りが出たようです。